![ファンセット オブ アート ブランドについて](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=gif/path/s0e6424ecf88837ca/image/ib20c9b616bfd9e09/version/1496210879/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%AA%E3%83%96-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.gif)
FUNSET OF ART
着た瞬間からしっくりとなじむ心地よさを備えた洋服。
まるで当然のようにあるダメージやリペアが生む表情を楽しんでもらいたい。
あの頃を思い出しながら、そして新しい感性を育む工夫を凝らしながら、「FUNSET OF ART」 のコレクションは創り出されています。
商品ページはこちらです。
10代の頃、愛情を持って着ていたのはすべて古着だった。
ほつれたり、穴が開いてしまったボロボロのデニムを自分で直し、
そのヘタクソなリペア痕が味わいとなって積み重なっていった。
いつからか自分で洋服を作るようになり、
始めたばかりの頃の見よう見まねで作ったジーンズは、
ステッチはガタガタでパターンもブサイクだったけど、なぜだか気に入っていた。
ボロジュアリー
そんな言葉が頭をよぎった。
僕が着たいと思う洋服は、ラグジュアリーではなく、単なるボロでもなく、
愛情を持って着たくなる服。
繰り返し直して着続けることが僕にとっての贅沢。
自分だけのワードローブ。
直して使う
それは古来から日本人が持っていた感覚。
たとえば刺し子のように、何度も何度も直して使われ続けた古布は、
なんとも言えない深い味わいをたたえ、そこに価値が生まれている。
僕たちには直して使う文化が根付いている。
そこに美しさを見いだす感性を備えている。