ファンセット オブ アート ブランドについて

FUNSET OF ART

 

着た瞬間からしっくりとなじむ心地よさを備えた洋服。

まるで当然のようにあるダメージやリペアが生む表情を楽しんでもらいたい。

あの頃を思い出しながら、そして新しい感性を育む工夫を凝らしながら、「FUNSET OF ART」 のコレクションは創り出されています。

 

10代の頃、愛情を持って着ていたのはすべて古着だった。

ほつれたり、穴が開いてしまったボロボロのデニムを自分で直し、

そのヘタクソなリペア痕が味わいとなって積み重なっていった。

 

いつからか自分で洋服を作るようになり、

始めたばかりの頃の見よう見まねで作ったジーンズは、

ステッチはガタガタでパターンもブサイクだったけど、なぜだか気に入っていた。

 

ボロジュアリー

 

そんな言葉が頭をよぎった。

僕が着たいと思う洋服は、ラグジュアリーではなく、単なるボロでもなく、

愛情を持って着たくなる服。

繰り返し直して着続けることが僕にとっての贅沢。

自分だけのワードローブ。

 

直して使う

 

それは古来から日本人が持っていた感覚。

たとえば刺し子のように、何度も何度も直して使われ続けた古布は、

なんとも言えない深い味わいをたたえ、そこに価値が生まれている。

僕たちには直して使う文化が根付いている。

そこに美しさを見いだす感性を備えている。